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113-2:フラグメント【紅玉の託宣】時詠みの巫女パドラ=ヌス・ユールは、栄華のさなかにあったパドラ市の滅亡を予言した。皮肉にもこのことが内乱を招き、都は没落への道を歩み始めた。自身の力が歴史に影響することを忌んだ巫女は、守護者の長カイアスら少数の護衛を連れ、秘かに都を離れた。巫女は顔をベールで被い、その名から「パドラの民」を意味する冠を捨て、ただの時詠みの巫女ユールとなった。付き従う者たちもそれに倣い、以降は歴史の記録から姿を消した。(潮来梯)(2012/12/03 21:06)