9 | 15:石碑1:人類の英知は神々の戦いにより失われた。 だが、草花の種が積もった雪が解けるのを待つように、先人たちの技術は今もイオスの地中に眠っている。 熱き冬が過ぎて幾星霜、今こそ春の芽を探るときである。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:44)
|
8 | 石碑2:ダスカ南部に広がる遺構の森。 この地の遺跡群は、かつて一つの大城砦であった。 幾重もの城壁と、雲を抜いて天を衝く無数の尖塔は、神域に達した知恵を象徴する光景であったことだろう。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:42)
|
7 | 石碑3:魔大戦は、塔を折り、城壁を砕いた。 だが、豊かな実りをつける大樹が多くの根を隠すように、尖塔を支えた知恵は地下に残る。 我が調査隊は遺構の封印を破り、深く潜った。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:41)
|
6 | 石碑4:陽の光も、大地を揺るがす破壊すらも及ばぬ地下。 知識の書庫を訪れたつもりが、我らが到達したのは囚人を捕らえた檻であった。 黎明よりさらに深い恐怖が今日に繋がったのである。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:40)
|
5 | 石碑5:先人に学び、ルシスの千年を築こうとする試みは、万年の脅威を呼び覚ますこととなった。 先人が封じた脅威をルシスに解き放つわけにはいかない。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:39)
|
4 | 新たな檻を作るには、多大な犠牲が必要となる。わが身もその犠牲の一つとなるだろう。 聡明なる王よ、どうか我が愚かな探究を戒めとしてほしい。知恵の火は、破壊の炎にもなり得る。 思慮もなくそれを求め、あるいは振りかざすことは、本来照らすべき未来を焼き、真の暗闇を招くことになる。(桃園穂鳥)(2021/03/18 17:38)
|
3 | 15:数千年以上前に存在した古代文明ソルハイムの遺構。 建築材料には石材のほか、特殊な金属が使用されており、世界に壊滅的被害を齎した魔大戦を経てもなお、往時の威容をとどめている。(桃園穂鳥)(2021/03/15 18:37)
|
2 | 最盛期にはイオス全土に版図を広げたソルハイム。 その中心地が現在のダスカ地方、およびクレイン地方にあったと伝えられており、コースタルマークタワーはその堅牢性をもって軍事拠点のような役割を担っていたのかもしれない。(桃園穂鳥)(2021/03/15 18:36)
|
1 | 夜間は外壁が赤く光り、建物の構造が一部変化する。 しかし内部はシガイの巣窟となっているようで、調査の進捗状況は芳しくないものとみられる。 なお、この地が『遺構の森』と呼ばれ理由は、コースタルマークタワーをはじめとする旧時代の遺跡が周辺一帯に分布していることに由来する。(桃園穂鳥)(2021/03/15 18:35)
|