3 次→サッズの懸念(桃園穂鳥)(2022/07/22 00:48) 2 13:ライトニングと共に戦う道を選んだホープだったが、早くも疲労の色が濃い。それがライトニングの焦りを強めた。
敵は強大な聖府軍だ。足手纏いなホープという負担を抱えて戦えるほど楽な相手ではない。
余裕を失ったライトニングは、ホープの甘えを罵って、彼を見捨てようとする。
その瞬間、ルシの烙印が灼熱した。突如として現れた召喚獣オーディンが、邪魔者を消そうとするかのようにホープを襲う。(桃園穂鳥)(2022/07/22 00:27)1 ライトニングの体は自然に動いた。彼女はオーディンの刃を受け止め、たった今見捨てようとしたホープを守る。
オーディンに勝利し、召喚獣の力を手に入れて彼女は思う。召喚獣の出現にはどんな意味があったのか?
その答えは見えないが、確かな事が一つあった。ホープを見捨てるという選択肢は、もう心から消えていた。(桃園穂鳥)(2022/07/22 00:27)