4 | 次→届かない制止(桃園穂鳥)(2022/07/29 01:12)
|
3 | 13:ホープがスノウを憎んでいるのは知っている。 だが聖府軍が殺到してくるこの場から、ホープを無事に離脱させるには、スノウに預けるしかなかった。 そう決断したライトニングは、ホープの身柄をスノウに委ね、彼らが逃げる隙を作ろうと敵陣へ斬り込む。(桃園穂鳥)(2022/07/29 00:58)
|
2 | ホープに希望をみせてやれなかった以上、せめて命だけは守らねばならない――たとえ自分を犠牲にしても。 取り残されたホープは戸惑う。突然に姿を消し、召喚獣シヴァを駆って敵兵を蹴散らしたスノウは、騎兵隊なる部隊を味方につけたという。 騎兵隊も聖府軍の一部だが、ルシに手を貸し、聖府打倒を目指しているらしい。(桃園穂鳥)(2022/07/29 00:58)
|
1 | だがそんなことはどうでもよかった。母親ノラを戦いに巻き込んで死なせた、憎むべき仇敵が目の前にいる。 復讐を止められてはいたが、言葉だけで思いとどまれるほど浅い憎しみではない。 シヴァの魔力で凍結した街を走るホープは、ライトニングから託されたナイフの重みを確かめている。(桃園穂鳥)(2022/07/29 00:58)
|