人々の敵意
【ひとびとのてきい】

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3次→(桃園穂鳥)(2022/07/29 16:17)
213:スノウは聖府軍の非情さを見抜いている。軍の目的は住民保護ではなくルシ抹殺だ。
罪のない市民が何人巻き添えになろうが、ルシを倒せれば構わないのだ。
スノウが市民を脅したのは、人々を自分たちルシから遠ざけて、軍の攻撃に巻き込まれるのを防ぐ為――人々を守る為だ。
けれど真意は伝わらない。スノウとホープは群集に追われ、激しい敵意をぶつけられる。(桃園穂鳥)(2022/07/29 09:05)
1それは負の感情だけではなかった。人々が立ち向かってくるのは、自分たちが暮らす社会を――コクーンを守る為だった。
誰もが下界を、ルシを、自分を憎んでいる。ホープは過酷な現実に打ちのめされて絶望を深める。
フィリックス街の自宅に帰っても、救われるとは思えなかった。いつも守ってくれた母ノラはもういない。スノウのせいで奪われたのだ。(桃園穂鳥)(2022/07/29 09:05)

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