1 13LR:死の女神エトロを信仰する者たち。女神が齎す死の安息こそが人間にとっての救いなのだ、と信じている。
彼らは救世院の教えに背を向け、至高神ブーニベルゼによる救済も望んでいない。ブーニベルゼが導くという「新たなる世界の転生」を望まず、いつか「女神の御許」――死の世界ヴァルハラに迎えられる事を望む。
他者への不干渉を貫く穏健な信者も多いが、一方で光都ルクセリオには「救い」を称して他者の殺人をも厭わぬ狂信の徒が多く生息する。狂信者は救世院と対立している。(桃園穂鳥)(2023/08/01 21:01)