8 | 天使はこれを受けて世界にマナの血族を生み出したマナの血族は天使の子。女神マーテルを目覚めさせるためミトスが眠る世界の中心を目指す。世界の中心はミトスの墓。救いを示す塔はミトスの墓石。それは聖地カーラーン。大樹があった場所。かつての大樹の名前を頂いたそこは女神と大地を結ぶ。(リッター)(2023/02/25 22:35)
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7 | 女神マーテルは天使と約束を交わした。「天使よ。そなたに免じてディザイアンを消し去りましょう。しかし人々から私への信仰が失われたときはこの塔を奪い天へ続く道を閉じましょう。その時ディザイアンは復活し世界からマナを奪うでしょう。もしもそれがいやならば、天使よ。そなたが救いの道を創りなさい。人々が私を必要としたときはこの塔を私の住む天の世界へと繋ぎましょう」(続)(リッター)(2023/02/25 22:34)
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6 | 世界はミトスも女神も失い彼らの力が生み出した封印はその力を失っていく。やがて封印を破りディザイアンが復活した。全ての命は再び絶望した。この時ミトスの『気』から生まれた天使が世界に光をもたらした。天使は精霊の力を借りて天へと続く塔を登りそこで女神に祈りを捧げだした。七日続いたその祈りはやがて女神を目覚めさせた。(続)(リッター)(2023/02/25 22:32)
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5 | テセアラの大地−−すなわち月が満ちたその時だけ開く扉を。そして最後にミトスは言った。大樹は枯れた。しかしマナは必要だ。私は私の体を使って世界にマナをもたらそう。私はここに眠る。大樹が『気』を放っていた。この大地にミトスは大地に消え彼の死を嘆いた女神は天に隠れてそのまま眠りについてしまった。(続)(リッター)(2023/02/25 22:30)
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4 | ミトスはそれを聞くと女神マーテルの力で天に続く塔を建てた。テセアラの民はその塔を登り天に輝く月へと去っていった。シルヴァラントの王は言った。「我らは遠く離れたテセアラの民のためあちらとこちらを繋ぐ異界の扉を用意しよう」。ミトスはそれを聞くと女神マーテルの力で大きな石の扉を作った。(続)(リッター)(2023/02/25 22:29)
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3 | やがて争いは愚かなる者・ディザイアンを生み出した。世界はディザイアンに荒らされ滅亡の危機に瀕していった。事態を憂えた女神マーテルは荒れ果てた大地に少年を遣わした。彼は女神の遺志を受け争う二つの王国をいさめディザイアンを封じて世界に平和をもたらした。しかし時すでに遅く大樹は枯れ果てていた。マナは世界から失われてしまったのだ。テセアラの王は言った。「我らは大地を離れよう。この世界に争いをもたらした償いをするために」(続)(リッター)(2023/02/25 22:27)
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2 | S:かつて世界の中心には巨大な樹があった。それは全ての生命のみなもと。第一の元素であるマナを無限に生み出すという大樹。それは『樹』の生み出す『気』であった。人々はその『気』であるマナを使い、神の如く大地を支配した。マナは魔科学を産み魔科学は争いを産んだ。シルヴァラントとテセアラ。二つの国は互いを憎み、否定する。その争いは『樹』の『気』を奪いやがて大樹は枯れていったがそれでも人々は争うことをやめようとはしなかった。(続)(リッター)(2023/02/25 22:25)
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1 | ツインブレイヴ:ヴェルト・ルングを二分する王制国家ヒューネガルドに伝わる伝説。 数百年前、世界が滅亡に瀕した際に時の精霊が命と引き換えにエターナルソードを生成し、デュークと命の精霊がエターナルソードを用いて100年の時を遡った後、命の精霊が世界樹になり世界を滅亡から救った伝説を指す。(2016/12/15 12:51)
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