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『じゃあ、
いってきまーすっ。

『きをつけてね、
アルル。
おばあちゃんのいう
コトきくんですよ。
『はーいっ!
きょうから
なつやすみです。
ボクは ようせいの
もりをこえて
おばあちゃんちに
いくコトにしました。
いつもはおかあさんと
いっしょだけど、
ボクだって
もう おねーさんです
だから
おねがいして、
ひとりで いくのを
ゆるしてもらいました
もし もりのなかで
まよっても、
ようせいさんが
たすけてくれます。
ボクと もりの
ようせいさんたちは
とっても
なかよしなんです。
ん?

『どーしたんだろ
ようせいさんたち…
ああっ!もりが…
『おや、
おじょうちゃん…
あぶないから
はなれていなさい。
レジャーランドを
つくるために
もりのきを ばっさい
しているからね。

『レジャーランド?

『ああ、そうだよ。
こんな つまらない
もりをなくして、
たのしい のりものや
おみせがいっぱいの
ゆうえんちを
つくるのさ。
きみも そのほうが
いいだろ?

『そんなの
いらないっ!
ここは
ようせいさんや
どうぶつたちの
おうちなんだよ。
そんなのを
つくったら
みんなが
すめなくなるじゃない
ボク、
そんなのヤだよっ!
もりで みんなと
あそぶほうが
ずーっと
たのしいもん。

『むっ、かわいくない
こどもだ。
だが、なんといわれようと
このもりは
レジャーランドに
かえてやるぞ。
おう、やろうどもっ!
こいつを もりから
おいだすんだっ!

『おまかせを
サタンさ…いやいや、
がってんでさ、
おやかたっ!

『わあああっ!
たすけてぇ!
『はァ はァ はァ
もうダメはしれないよ
うー、このままじゃ
もりが なくなるよ。
ボクが なんとか
しなくちゃ!

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