ボクは『アルル』、まどうしのたまご。 こだいまどうスクールをめざして たびをしてるんだ。 おともの『カーくん』と、 たびをつづけて3にちめ。 『おなかすいたねぇ、カーくん』 『ぐ、ぐぅ』

『ほーーーーほほほほほほほっ 『そのカーバンクルを　すなおにわたせば ここは　みのがしてあげても・・』

『そろそろ　おべんとうたべようか？』 『ぐっ、ぐーぅ！』

『ちょぉっと、おまちっ！』 『えっ？ボク！？』 『ほかに　だれがいるってのよ！』 『で、あなたは　だれですか？』 『あたしは　ルルー！サタンさまとは あたしが　けっこんするのよー！！』 『はいー？』 『まぁぁ、しらばっくれて！！

そこにいる　カーバンクルこそ サタンさまと　こんやくした しょうこ！！』

『そのサタンだったら いまごろ　ライラのめいきゅうで バタンキューじょうたい なんですけどー』 『なんですってー！ゆるせないわー！ いでよ！ミノタウロス！！』

『ウモォォォォォォォォ！！！！！』 『わぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！』 『おーほほほほほほほほ！！！！』 『ぐっ、ぐぐぐーーーー！！！！』 『あんなの　かなわないよ！ カーくん　にげよう！！』

『まてぃ！にがさんもぉぉぉ！』

『じょーだんじゃないよぉ』

『まて、まて、まてぃ！！！』

！　！！！！！ 『お、おとしあなぁ？』 ボクは　ルルーのワナに　まんまと はまって　しまっていた。

カエル『やあ、きがついたかい？ ミノタウロスの　めいきゅうに はまるなんて キミも　ついてないねぇ』

アルル『キミは　だれ？』 カエル『カエルおうこくの じゅうみんだよ』 アルル『カエルおうこく？』 カエル『そう、ケロたちは ちいさいから　ミノタウロスや まものも　おそってこないんで すみやすいんだ』 アルル『ここからでるには どうすればいいの？』 カエル『ちょくせつ　このめいきゅうから でることは　できないよ。 でるとしたら　ダークゾーンを とおりぬけなきゃ　いけないんだけど ぜったい　ミノタウロスが まちかまえてる　はずだよなぁ とりあえず　このしたに　すんでる ケロたちの　おうさまを たずねてみると　いいよ』 アルル『うん、ありがとう　カエルさん』 カエル『きを　つけてね。ケロケロ』