2008/4/21 オープニング追加
2008/5/17 100M走、ぷよおとしでのセリフ追加
2008/5/23 ぷよ入れ、水泳でのセリフ追加
2008/11/25 射撃、障害物競走でのセリフ追加
ルルー「あら、アルル。
・・・・・・ねえ、賞品の話、聞いた?」
アルル「賞品?」
ルルー「この大会で一番がんばった選手には、
賞品としてサタン様が願い事をひとつ、
かなえてくださるそうなのよ。」
アルル「へぇー。
で、ルルーの願い事ってなんなの?」
ルルー「そんなの決まってるじゃないの。
サタン様のお妃様にしてもらうのよ。
・・・・・・あ、そう言えば私(わたくし)、
サタン様を探してたんだけど・・・・・・
アルルは知らない?」
アルル「え?
キミさっき向こうで話してなかったっけ?」
ルルー「違うわよ。あれはコーチじゃないの。」
アルル「え?ルルー、わかってないの?」
ルルー「失礼ね!
もちろん、私にもコーチの良さは
わからないでもないわ!
でも、サタン様に比べたら、
服や帽子のセンスとか
まだまだ遠くおよばないわね。」
アルル「いや、そーゆーコトじゃなくて・・・・・・。」
ルルー「それに、私はサタン様ひとすじだもの。
そう言ってるのにコーチったら、
強引に私に迫ってくるのよ。
私の肩をイキナリつかんで
「おまえならアルルのライバルになれる!」
なんて言うの。」
アルル「・・・・・・で、どーしたの?」
ルルー「ちょっとしつこかったから、
破岩掌を2.3発叩き込んで、
女王乱舞で華麗にフィニッシュよ!」
アルル「・・・・・・はぁ。」
ルルー「あら、そろそろ時間だわ。
じゃあね、アルル。
サタン様を見かけたら教えてちょうだい。」
アルル「・・・・・・ケガの治療中だよ、きっと。」
アルル「ねえ、カーくん。
そろそろお弁当食べよっか。」
カーバンクル「ぐー!」
ウィッチ「うーん・・・ですけど・・・やっぱり・・・・・・。」
アルル「・・・あれ、ウィッチ。
お昼なのになにウロウロしてるの?」
ウィッチ「・・・・・・べ、別にナンでもありませんわ。」
アルル「あーっ、ひょっとして
お弁当忘れちゃったの?」
ウィッチ「(ギクッ)
・・・・・・ア、アルルさんには
関係のないことですわ!」
アルル「あはは、しょうがないなぁ。
ほら、ボクのお弁当半分わけてあげるよ。」
ウィッチ「フフン、そんなコト言って、
ワタシを油断させようとしたって
そうはいきませんわよ。」
アルル「ふーん・・・・・・ま、いいか。
カーくん、むこうで食べよ。」
カーバンクル「ぐー!」
ウィッチ「(ぐぎゅるるる〜)
・・・・・・。
・・・し、しかたないですわね。
まあ、おなかが減っておないということも
ないですし。
それにせっかくの誘いを断ってしまのも
かわいそうですし・・・・・・。
アナタがそこまで言うんでしたら、
少しくらいはごいっしょしても
よろしいですわよ、アルルさん・・・・・・。
・・・ア、アルルさん?」
アルル「カーくん、これおいしいね。」
カーバンクル「ぐーっ!」
ウィッチ「・・・こ、今回だけは
負けを認めてさしあげますわ。
ですから・・・」
アルル「ウィッチーっ、早くこないと
おにぎりなくなっちゃうよ〜。」
ウィッチ「い、今行きますわ〜っ!」
アルル「よーし、水着にも着がえたし、
はりきっていくぞー!」
ウィッチ「この勝負、ゼッタイに負けませんわ!」
ドラコ「ちょーっと、待ったぁーっ!!」
アルル「いきなり、どーしたの?」
ドラコ「このアタシをさしおいて勝負だなんて、
ぜーったい許さないわ!
(ジロジロ)」
アルル「な、なに?」
ドラコ「・・・確かにバストじゃちょっと負けてるけど、
ウエストはアタシの方が細いし、
チャームポイントのしっぽだってあるし、
顔はだんぜんアタシの方がかわいいし、
全身のバランスは、健康美のアタシが有利!
この勝負、かぁんぺきに勝ったわねっ!」
アルル「(ムカッ!)」
ウィッチ「ほーっほっほっほっ、
まだまだアマイですわね、ドラコさん!
去年と同じ水着を着ているようでは、
アルルさんに勝つことはできても
このワタシには勝てませんわよっ!!」
ドラコ「がーーーーんっ!!
し、しまったぁーっ!」
アルル「ちょっと待ってよ!!
どーして水泳に
スタイルや顔や水着が関係あるの?」
ウィッチ「・・・・・・水泳?」
ドラコ「・・・・・・美少女コンテストじゃないの?」
アルル「ちーがーうっっ!!」
アルル「・・・さて、次の競技はここでやるんだね。」
ウィッチ「ええ、そのはずですわ。」
アルル「たしか、大きなドラゴンが
たくさんいるんだよね。」
ガオォォォォ・・・
アルル「・・・ほら。」
ウィッチ「あら、アルルさん。
ひょっとして、こわいんですの?」
アルル「いや、そーゆーわけじゃないけど・・・。」
ハーピー「あら〜♪
アルルさんにウィッチさん〜♪」
アルル「やあ、ハーピー。何やってたの?」
ハーピー「セイレーンさんや〜
トリオ・ザ・バンシーさんたちと〜
応援の練習をしていたのですわ〜♪」
アルル「へえ、そうなんだ。ご苦労さま。」
ハーピー「ちょうどいいですわ〜♪
今ここで応援の歌を
歌ってさしあげますわ〜♪」
ウィッチ「(ギクッ)
い、今は結構ですわ。」
ハーピー「そんなに遠慮なさらずに〜♪」
ウィッチ「・・・え、あ、いや、その・・・・・・。」
アルル「・・・あ、そーだ!ねえ、ハーピー。
次の競技、そこの砦であるから
ドラゴンたちに歌ってあげてよ。」
ハーピー「はい〜、わかりましたわ〜♪
それじゃ、また〜♪」
ウィッチ「ふう、アルルさん、
おかげで助かりましたわ・・・。
まったく、あの歌を聞かされるのだけは
カンベンしてほしいですわ。」
アルル「ハーピーの歌声ってものすごいからね。
ドラゴンたちもあの歌を聞けば、
おとなしくなるかもしれないよ。」
・・・・・・ガオォォォォッ!
ギャァオォォォッッ!!
ウィッチ「よ、よけいに狂暴になってる
みたいですけど・・・・・・?」
アルル「ガァーーーーン!」
コーチ「いよいよ次が最後の競技だ。
おまえたち、よくここまでがんばった。」
ウィッチ「・・・今さらあらたまって何ですの?」
コーチ「・・・おまえたちには今までいろいろ
きびしいことも言ってきた。」
アルル「え?
・・・いつ、どこで?」
コーチ「しかし、それもすべて
おまえたちに努力と根性のすばらしさを、
わかってもらうため・・・・・・
・・・そう、おまえたちを愛しているからこそ
あえてそのような態度をとってきたのだ!」
ウィッチ「あら、そろそろスタートの時間ですわね。
ワタシ、先に行ってますわよ。」
アルル「あの、コーチ・・・。」
コーチ「いや、アルル。言わなくてもわかるぞ。
おまえもわたしを愛しているからこそ、
ここまでついてきてくれたのだろう?」
シェゾ「おい、アルル。何やってんだよ。
間に合わないぞ?」
アルル「あ、今行くよ。
じゃあコーチ、また後でね。」
コーチ「・・・・・・ああ、いいとも。
さあ来るがいい、わが胸の中へ!」
シェゾ「うぉわあっ!?
なんなんだいきなり!」
コーチ「・・・ななっ、シェゾ!?
なぜおまえがここにいるのだ?
アルルはどこに消えた?」
シェゾ「アルルなら、もうとっくに
向こうに行っちまったぜ。」
コーチ「そんなばかなぁーーっ!!」