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アルル編エンド
サタンさま「よくやったぞ、アルル。おまえの優勝だ。
……というわけで、
約束どおりおまえの願いを
ひとつだけかなえてやろう。」


アルル「やったぁ!
それじゃあね…えーと…あのね……」


サタンさま「うむ……。」

アルル「あ、あのね……(もごもご)……。」

サタンさま「ん?どうした、アルル。
何を恥ずかしがっている?」


アルル「…だって……。」」

サタンさま「はっはっはっ……、
はっきりと言えばいいではないか。
このわたしの妃に……」


ボコッ!!!

アルル「だれもそんなこと望んでないよ!!」

サタンさま「で、では何が願いなのだ?」

アルル「…最近、食べものがおいしくって、
ちょこっとだけ太ったかなぁって……。
ウィッチに言われたからじゃないよ!
だけど……、
……ちょこっとだけやせたいかな…。」


サタンさま「なんだ、そんなコトか。
……ならば、これを身につけるがよい!」




アルル「な、なんなの、コレ?」

サタンさま「魔導師養成ギブスだ。」

アルル「これでどーしろっていうんだよ!」

サタンさま「むろん、特訓だ!」

コーチ「さあ、わたしが特訓してやろう!
ついてくるのだアルル!
ダイエットの道は
つらくけわしいのだ!!」


アルル「ぎえぇぇぇぇぇ!!


こうしてアルルは、
なんとかダイエットに成功するのであった。
めでたしめでたし。
ウィッチ編エンド
サタンさま「ウィッチ、おまえの勝ちだ。」

ウィッチ「ま、当然の結果ですわ!」

サタンさま「では、約束どおり
おまえの願いをかなえてやろう。


ウィッチ「…そうですわねぇ。
……新しいホウキも欲しいのですけど、
新しい魔導書だって欲しいですわ。
そうそう、スタイルをもう少しだけ
よくしてもらうってのもいいですわね…。」


サタンさま「……まだか?

ウィッチ「…あれも欲しいですし…、
……これmpしたいですし……。」


サタンさま「…………………………。」

ウィッチ「…あれも捨てがたいですし…
…あ、これを忘れてはいけませわね。」


サタンさま「ああ!早く願いを言わないか!

ウィッチ「ああ、もう!
もう少し考えさせてくださらない?」


サタンさま「わかった、考えさせてやろう。
……では、さらばだ!


ウィッチ「……アレよりは……コレですわね……。
じゃあ……ですわ……となると、
……んーと……よし、決めましたわ!
…って、あれ?いない……
え?ひょっとして、
今のが願いになっちゃったんですの?
……そんな…
あんまりですわぁぁぁっ!!
アルル編バットエンド
アルル「くっやしーい!負けちゃったよぉ…。」

コーチ「残念だったな、アルルよ。」

アルル「次があれば、ぜったい負けないのにぃ…。」

コーチ「……。
……フム、面白い。」


アルル「…へ?」

コーチ「よし、もう一度
大会をおこなおうではないか!」


アルル「……は?」

コーチ「…となるとのんびりしてはいられないな。
さあアルル、いくぞ!」


アルル「ど、どこへ?」

コーチ「特訓に決まっているではないか!
第2回ぷよりんぴっくにむけて
今から特訓だ!」


アルル「ちょ、ちょっと!?」

コーチ「金メダルへの道は、
つらくけわしいのだ!!
さあ、まずはグラウンドを50周だ!!」


アルル「えぇぇぇぇぇぇっ!!



ウィッチ編バットエンド
ウィッチ「く…くやしいですわぁっ!
なんでワタシが負けるんですの!!」


コーチ「それは、
おまえに『あるもの』が足りんからだ!」


ウィッチ「…『あるもの』って、何ですの?」

コーチ「それは……
努力と根性だ!!

ウィッチ「努力と根性……。」

コーチ「そうだ!」

ウィッチ「……ありがとうございます、コーチ!
ワタシ、目が覚めましたわ!」


コーチ「よし、それでいい!
ウィッチよ、わたしとともに
ぷよりんぴっくの星をめざすのだ!」


ウィッチ「はい、コーチ!!」

コーチ「さあ、ウィッチ。
一緒にあの夕日に向かって走ろう!」


ウィッチ「はいっ、コーチぃぃ!!」

タッタッタッタッ……

コーチ「ファイトォ!」

ウィッチ「おーっ!!」

タッタッタッタッ……

アルル「なにやってんだか……。」


引き分けエンド
サタンさま「では、結果を発表する!
………むむっ?
なんと、引き分けではないか!」


アルル「引き分け?」

ウィッチ「そんなのアリですの?」

サタンさま「(そんなばかな……。
これでは、最初の計画が
台なしになってしまうではないか…。
こまった……
いったいどうすれば…)」


アルル「……なんか、つかれちゃったね。」

ウィッチ「おなかもすいてきましたわ。」

カーバンクル「ぐぐー!」

アルル「あれ?
カーくん、どこに行ってたの?
え、何?
…………。
あのね、ウィッチ。
カーくんがカレー作ったんだって!
よかったらいっしょに食べない?」


サタンさま「(…そうか!
カンタンなことではないか。
もう一度大会を開いて、
そこで決着をつければよいのだ!)」


ウィッチ「え?よろしいんですの?」

カーバンクル「ぐー!ぐぐー!」

アルル「うん!
いっぱいあるからいいよって、
カーくんも言ってるし。」


ウィッチ「じゃあ、もももの店で買った
らっきょを持っていきますわ。」


サタンさま「(…よし、ならば次の大会まで特訓だ!)」

アルル「ホント!?
ボク、もももの店のらっきょ、
大好きなんだ。」


ウィッチ「まあ、ワタシも大好きですのよ!」

アルル「あれ、おいしいんだよね。」

ウィッチ「そうですわね。
じゃあ、少し多めに持っていきますわ。」


サタンさま「(そして今以上の親密な関係を
築き上げるのだ!)」


アルル「そうだ!
他のみんなもさそっちゃおうか。」


カーバンクル「ぐぐー!」

ウィッチ「いいアイディアですわね。」

アルル「そうと決まれば、
みんなを集めてこようよ!」


サタンさま「(…そうすれば……むふふふ……)
……よし、この決着は
次の第2回ぷよりんぴっくで……
おや?
(きょろっ)
……アルル?
(きょろっ)
……ウィッチ?
いったいどこに行ったのだ?」


アルル「お〜い、サタン〜!
早く来ないとカーくんのカレー、
なくなっちゃうぞ〜っ!!」


サタンさま「なにぃ?!
カーくんのカレーだと!」


ウィッチ「もう、食べてしまいますわよ。」

サタンさま「おーい、おまえたち!
ちょっと待ってくれっ!
わたしの分も残しておくのだ〜っっっ!!」




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