キーーーッ！くやしいったらないわ もう！
あれだけ 苦労して そろえた カレーの材料がみーんな くさってたに ちがいないわッ！
おぼえてらっしゃい。エセ商人達ッ！
でも サタンさまが 食べる前で よかった。
ミノタウロスは舌と 胃袋は ムテキだから
なにを 食べても 平気でしょうけど。
もし、これが サタンさまだったら…
ひとくちで ばたんきゅ〜だわ。かくじつに。
それはともかく…
今回のことで ひとつ さとったわ。
この世は お金よりも 力よりも
なぞぷよの腕がモノを いうってことをね。
なぞぷよをきわめれば これすなわち世界を モノにしたも同じよ。
そーすれば サタンさまも
きっと あたしに ふりむいて くださるわ。
きゃーッ！もう たのしみィ！
そーと きまれば さっそく修行よ。
修行といえば 山ごもりよねッ！
さーて 気合入れて いくわよォ！
山に こもって はや３か月…
いま とーとつに 気づいたわ。
これは 格闘技の 修行であって
なぞぷよとは ぜーんぜん関係ない ということにッ！
ああーッ！あたしったら なんてバカなの。
でも あと少しで 新しい必殺技が 完成しそうなのよね。
とはいえ もともと なぞぷよの 修行だったんだし…
ああ 考えが まとまらないわ。
とりあえず 山をおりて… それから ゆっくり考えましょう。
ナ、ナス…
ここは 山のさちが 食べほうだいの 腹いっぱい山だけど…
ナスなんか はえていたかしら？
ぼけなーす！
ほーっほっほっほ。とーぜん！
そのていどの問題など ちょろいモノだわ。
ううっ！あいかわらず
そ、そんなあ。
だって
あーッ！また
さしもの わたしも おこりましたよ…
この なぞぷよで あなたをコテンパンに しちゃいますぅ！
まだまだね。でも うたよりは イイせんいってるわ。
トホホですぅ…
そーだけど…
あんた なに者？名を なのりなさい。
拙者 名を サムライモール と もうす。
おぬしの ファンクラブの 会員でござる。
ファンクラブ？あたしの…
そんなモノ いつの間に できたのかしら…
しかし ここで おぬしに出会うとはなんたるラッキー。
さっそく 拙者と 勝負してくだされ。
勝負って…？
われら会員は いつか おぬしと なぞぷよ勝負をして うち負かすのがユメなのでござる。
えーッ！なによそれ？
しからば 参りもうすぞ！
…ったく！ファンだっていうのは ありがたいけど
こういうのは ゴメンだわ。
もうヤメてよね！
しょうち…
しかし お強い。会長が勝てぬはずで ござる。
会長って… そのファンクラブの？
ダレなの そいつ？
ミノタウロスどので ござるが…
ア、アイツなの？
あたしに ないしょで こんなことを やってたなんて！
帰ったら おしおきだわ！
まずは しょくじを すませましょう。
しばらく 見なかったけど どっか行ってたの？
ア、アルル…！
どーしたの？ヘンな かおして…
あっ こないだの カレーのことでしょ？
ボク いつまでも あんなこと 気にしてないよ。
あーっ！ホンキに してないでしょ。そんな かおしてる。
う〜ん… そーだなあ…
ボク このあたりの ことなら けっこう くわしいんだ。
なにかあったら キミの力に なってあげるよ
それで なかなおり。いいでしょ？
あんたは いいわよねぇ。
なーんにも なやみがなさそうで。
あら ごくろうさま。いつも そうじ たいへんね。
いえ そんな…
わたし おそうじが すきですから
でも ここの連中は ちらかしほうだい でしょう。
しごとが ぜんぜん へらないじゃない。つらくない？
そんなこと ありません。
おそうじしていると けっこう たのしいんですよ。
とくに この村ですと。
？
あっ ほら… ここにも 落ちています。
なんなの？それ…
すてられた なぞぷよ問題ですよ。
けっこう おもしろいのが おおいんです。
おひとついかがです？ルルーさまも。
え？
いがいだわ… こんな落ちてたものが おもしろいなんて。
この村の人たちは みんな なぞぷよを やってるんです。
いつもスゴイ 問題を あみ出そうと がんばってるから
道ばたに すてた 問題でも なかなか イケるんです。
気持ちいいにゃあ。
なんだか ねむたいにゃん…
ねむたいにゃん…
おひるねかぁ…
ごはん 食べてから あたしも ちょっと ねようかな…
でも ねるまえに やることが あるにゃあ。
あるにゃあ。
…？
なぞぷよにゃん。じゃ いくにゃん！
いくにゃん！
いいえ まだまだよ。もっと技に みがきを かけなければ…
あなたは とても エライにゃあ。
えらいにゃあ。
これからも がんばれにゃん。
がんばれにゃん。
いいにゃあ。
はくしゃくてい
生きわかれの おとうとなんだが…
さあ… このあたりでは 見ないわね。
ホントだろーな？かくすと タメにならんぞ。
あんた バカ？
なぜ あたしが そんなことしなきゃ ならないのよ。
見ず知らずの あんたの おとうとのために。
それもそーだな…
だが あやしい！
この なぞぷよで あらいざらい はきやがれッ！
オレの なぞぷよを とけるヤツに わるいヤツはいない！
すまなかったな。
いま おまえは どこで ジャンプ しているんだ…
あら？あんた ひとりなの。
おとーさんは どこへ 行ったの かしら？
知らないですううう。
こどもじゃ 話にならないわね。出なおすわ。
ごめんなさいいい。
でも せっかく 来たのだから おちゃでもおおお…
うーん… おちゃは ちょっと…
…と思ったけど おちゃっぱが ないですううう。
かわりに この なぞぷよでも どうぞおおお。
あ、あのね…
こういう もてなしかたは ないんじゃない？
えええ？でもでも とーちゃんがあああ…
うーん…まちがった しつけだわ。
じゃあ あたしが 来たときは なぞぷよは いいから
ふつうに おちゃを 出してちょーだい。いい？
はあああい。わかったですううう。
ぷよまん本舗
うまい！だんぜん うまいッ！
おちゃ ばっかり よく あきずに のんでられるわね。
とーぜんだ！
おちゃは すべてに まさる のみものよ。
おまえも1ぷくどーだ？
べつに ノドは かわいていないから えんりょしとくわ。
なーにい？オレの おちゃが のめんだと？
いーや ゆるせん。のみやがれッ！
いやよ。
ぬぬぅ… ごうじょうなヤツめ。
おまえなど こいつでも くらいやがれッ！
あのねえ…
べつに そういうわけじゃ…
もういいッ！
おまえには もう オレの おちゃは のません！
な、なによ。いきなり…
ぷよまん本舗 テイカテイカてんが できてから
ちょーど千人目の お客なのー。
だから あなた おめでとーなのー。
そ、それは どーも… それで、なにが もらえるの？
あなたには コレを さしあげるのー。
なんなの コレ？
なぞぷよ、なのー。うちの みせで 一番 うれてるのー。
あんまり おめでたくないわ あたしは…
これからも ぷよまん本舗を よろしくなのー。
なにか おいしいモノは ないかしら。
腹いっぱい山の 果物は いか〜が？
うーん… それは さすがに 食べあきたわね。
他のモノは ないかしら？
それじゃあ サカナりょうりは いか〜が？
サカナ、ねえ… うん！わるくない。それ ちょーだい。
お金 持ってる〜な？
お金？ああ なぞぷよを とけってことね。
えっと 問題は…
そこにあるのが そーね。じゃ やるわよ。
さ！りょうりを 早く 持ってきて ちょーだい！
ちがう！ちが〜う！
え？
サカナりょうりは 金貨3まい いる〜な。
なぞぷよは ぜんぜん 関係ない〜の。
ウソッ！
修行していたから お金なんて 持ってないわよ。
それじゃあ 食べさせて あげられんない〜の。
べっそう？
Boss
サ、サタンさま！どーして こんなところに…
なにかと いそがしい わたしだが たまには 息ぬきしないとな
それで ときどき いなかで ノンビリと すごすのだよ。
まあ そーでしたの。
ところで ルルー。おまえは なぞぷよを やるか？
は、はい。人なみには やっていますけど…
そーかそーか！
ならば わたしが 考えた問題を といてみないか？
まあ サタンさまが なぞぷよを？
近ごろ 手下の 魔物たちの間で はやっていてな。
わたしも いつの間にか ハマっていたのだ。
で どうだ。やってくれるか？
もちろんですわッ！
よしよし。では ゆくぞ！
ご、ごめんなさい。あたし つい…
いや おまえが あやまることはない。わたしの力不足よ。
ですが…
わたしは しろにもどるよ。
いまの おまえの プレイを 参考にして
新しい問題を 考えるとしよう。
そ、そんな… お会いしたばかり ですのに…
では さらばだ！
あーあ 行っちゃった…
あら？なにか落ちてる。なにかしら？
まあ！金貨が いっぱい つまった 袋だわ！
たぶん サタンさまが 落とされたモノね。
ん？待てよ…
これは ひょっとすると…
お腹を すかせた かわいそーな あたしのために
置いてって くださったんでは…
そーよ！きっと そーにちがいないわ！
イエーイっ！もーけ もーけ。
これで 買い物も ランチも 思いのままよ。
ぷよまん本舗
サカナりょうりを お願いね。早くよ！
ありがた〜な。ちょっとだけ 待つ〜な。
ああ…よーやく ごはんに ありつけるわ。
お待ちど〜な。さ めしあがれ〜の。
いただきまーす。
ぱくぱく…
もぐもぐ…
むしゃむしゃ…
…ごっくん！
ん〜…なかなか おいしかったわ。
ごちそーさま。
ありがた〜な。
サイザーンス教会
発生
していない
「しょくじに でかけています。
しばらくの間 教会には 入れません。
教会の かんりにん より」
うぅ…ヘンなおどりに ますます みがきが かかっているわ。
ふぃーっしゅッ！
こいつの うちには カガミが ないのかしら？
えーいッ！ゴチャゴチャと うるさいゾ！
時の女神さまのために おどっているのを じゃましおってッ！
おまえなど 女神さまのイケニエに してやるーッ！
気に入ったぜ！
よーしッ！おまえに勝利をたたえ おどってやろう！
い、いいわ！そんな ムリしなくても…
えんりょは いらん。見よ！オレの かれいな 舞いを！
ぷよを消す力を さずけてくださる おかただゾ。
おまえも なぞぷよを やるなら ここで いのれ。
きっと いいことが あるゾ。
ふーん… ここが あの 時の女神さまの 教会なのか…
神だのみは しょうに合わないけど せっかくだから…
おっと 待った！
なによ？
実は ぼくも いま いのってきた ところなんだ。
ごりやくが あるか ためしてみるゾ。
ぼくの いのりを 女神さまに とどけるには
お百度参りを おいて ほかになーいッ！
…塔…
えっ？
西の…塔に… 秘宝が…
なぞぷよマスターに なれるアイテムが… ねむる…
…魔女の塔 とびらをひらけ…
秘宝… マスターになれる アイテム…
女神さまの おつげだわ！
あたしの おいのりが 通じたのね！
たしかに 西に ふるい塔が あるわ。
よーし！手に入れてみせるわ！その秘宝を！
どーか見まもってて ください…
あれは 魔女の塔って よばれていて
とびらが 封印されて いるから
いままで ダレも 中に 入ったことが ないって話だよ。
封印… だったら どーっやって中に？
うーん・・・ そればっかりは ボクにも ちょっと…
でも リヴァイアサンなら 知ってるかも。
リヴァイアサン…？きいたことないわね。
世界の 始まりから 生きているという ドラゴン…
それが 北の森の あるじ リヴァイアサンだよ。
それだけ 長生き してるんだから
魔女の塔のことも 知ってると思うなあ。
この村の 北にある 森に行ってみなよ。
そのおくに リヴァイアサンが すんでるって話だよ。
ボクも いっぺん 会ってみたいなあ…
なんてったって 世界の始まりから 生きてるんだから
おもしろい話を たーくさん 知ってるよ。
発生
していない
おじょうさん なんで この森に？
これといって べつに用はないけど…
なら 森のおくに 行くのは やめなはれ。
ここは けっこう ぶっそうな ところ ですからな。
おじょうさん なんで この森に？
リヴァイアサンという ドラゴンに 会いにきたのよ。
はあ そーいうこと でっか…
なら ちーとばかり ためさせて もらいまっせ。
いやよ。
な、なんだよ〜。それくらい いいじゃないかよ〜。
だって ねえ…
くっそぉ〜。にくたらしい〜！
よぉーし！こーなったら 決闘だッ！
ボクが勝ったら おとなしく ふえを きいてもらうよ。
おもしろいじゃない。うけてたつわ。
さあ！いつでも かかってらっしゃい！
いいよいいよ もう！勝手に先に 行っちゃえよ。
におう…におうよ。
えっ なに？あたし？
クンクン…
おまえだね？ナワバリあらしの ヨソ者は。
においで わかるよ。
そんなに におうかしら… あたし？
クンクン…
やっぱり においは モトから たたなきゃダメだね。
と いうわけで おまえを かたすよ！
なーんだ。クチだけじゃないの。
それじゃ ここは 通らせてもらうわね。
ま、待ちなさいッ！
あんたたちの こえは ハーピーの うたより タチがわるいわ。
おとなしく 対戦してあげるから 問題を出しなさい。
ダメ！ないちゃダメよ！
あたしが 勝ったんだから いうことをきいてね。
あー ダメダメ。ないちゃダメよ！
Boss
なんだ… ルルーじゃないか。おどらかせるな。
なにいってんの！そっちが 勝手に おどろいたんでしょ！
……
な、なによ。やる気？
それも よかろう。
いいだろう。相手をしてやる。かかってこい！
フン！なにをエラソーに。
あとで ないたって しらないわよ。
いや たのしませて もらった。
……
そう 身がまえるな。このばは オレが ひき下がろう。
では いずれまたな…
ふぅ…
フン！負けたくせに エラソーなこと 言って！
負けおしみにも ほどがあるわ。
竜の谷
Boss
で ここに いったい なんの用？
ここに リヴァイアサンが いるのでしょう。
会いに きたのよ そいつに。
リヴァイアサンさまは おまえなんかと お会いにならない。
早いとこ帰るんだね。
あんたでは 話に ならないわ。
そこをどきなさい。話は 本人に ちょくせつ きくわ。
すぅぅぅ…
！
があおおおお！
ほのお、ね。格闘の世界では めずらしくないわ。
チッ！わたしの ブレスは よけられても こいつはどう？
わるくない 問題だったわ。
でも そのていどでは あたしには 倒せないわよ。
もう少し 修行することね。
フフフ… たのしみにしてるわ。
いわに ほりこまれた ドラゴンじゃない！
こんなのが リヴァイアサンなの？
どーゆうことよ？これはッ！
リヴァイアサンは どこにいるの？
なにをいう？いま見たでしょう。
じゃ、じゃあ…
あのいわに ほられた ドラゴンが リヴァイアサンさま…
いまは からだから たましいが ぬけているんだ。
のろいでも かけられているわけ？
いや そーじゃない。
あの おかたくらい 長生きを すると からだよりも
たましいのほうに ガタが くるそうだ。ストレスとかでね。
そこで 百年ごとに からだから ぬけ出して
命の せんたくを されるのだ。
じゃあ たましいが おんせんにでも 行くというの？
その通り。
えッ！マジ？
以前 リヴァイアサンさまに きいた話では
まず おんせんで たましいの アクを ぬいて
そして きよらかな 川の流れに さらした後…
も、もういいわ。だいたいのことは わかったから…
けっきょく リヴァイアサンは どこに いるわけ？
リヴァイアサンさまが たましいとなって 今日で 百日…
最後の しあげに ももも酒に つかってるはずね。
どこで？どこで ももも酒に つかってるの？
村にある ぷよまん本舗だ。
ホントならば わたしが おむかえに 行くんだけど…
急いでいるのなら おまえが行くか？
もちろんよ！
村にある ぷよまん本舗へ行けばいいのね。
それじゃあ おまえに まかせる。
しつれいのないように たのむよ。
ぷよまん本舗
この みせに いるのでしょう？早く 出して。
もももー。
たましいを ももも酒に つけて 1ヶ月なのー。
ちょーどいい ころあいなのー。
これが その ピカピカカプセル なのー。
この中にあるのが リヴァイアサンの たましいなのね…
でも どーして ピカピカカプセルって いうのかしら？
なぞだわ…
なーんて かんがえてても しかたないわね。
いそいで もういちど 森へ 行かなきゃ！
竜の谷
えっと…
この ふたを あけるだけで いいのかしら？
んー…しょっと！
いよッ！キレーな おねーさん オレに 用か？
あ、あんたが リヴァイアサンなの？
世界の 始まりから 生きてると いう 伝説の…
ああ そーだよ。で オレに用って？
あっ そうそう…
西の塔にある お宝のことを ききに きたの。
あんたなら 知ってるでしょう？
ああ イルの塔のこと…
あの塔は イル・シュ・アという 魔女がたてたのさ。
いまから 千年くらい前の ことだったかな。
千年、ね…
いかにもという感じで いいじゃない。
イルは このあたりを しはいするほどの 魔力のもちぬしでね。
おまけに イイ女だったんだなあ これが！
あっ！おねーさんほどじゃ なかったけどね！
ハイハイ… おせじはいいから。
その塔は 封印されてる と きいたわ。
封印を とく ほうほうは わかる？
空だよ。
はあ？
空に 封印の カギがあるのさ。
空から カギが 落ちてきて 封印をとく。
イルは そんなこと 言ってたな。
どういうイミなの それ？
さあね。オレにもさっぱりだ。ただ…
西の湖に カギをよぶ ひみつがあるらしい。
行ってみたら どーだい？
行ってみたら どーだい？